造幣局 工場見学

学校祭の代休日となった11/6(月)、本校生徒と理科教員の計10名が五日市にある造幣局広島支局を見学しました。インゴット(金属を溶解して型に流した塊)からのコイン製造ラインがあるのは全国3か所の造幣局のうち、広島支局のみです。

 

残念ながら見学日が月曜日だったため金属の溶解作業は見学できませんでしたが、その後の熱間圧延(金属を熱し、薄く延ばしてコインの厚さにすること)からコインが袋詰めされる工程を見ることができました。

特に高温の金属が徐々にコインの厚さに延ばされていく工程は見応えがあり、生徒も目を丸くしていました。

全工程を終えた後、コインはこのように袋詰めされるて出荷されるのですが、かなりの重量です!

近年はキャッシュレス化が進み、コインや紙幣の流通量や製造量が減っていると伺いました。しかし改めてコインの製造過程を見たり、その重みを体感したりすることで、お金の重要性と価値に気づくことができました。

ちなみに高校の化学で学習する「合金」の分野で習う内容が一連の工程で見られるため、教科書で習ったことが実生活に繋がっていることにも気づくことができました。生徒たちも疑問に思ったことを職員の方にたくさん質問し、疑問を解決へと主体的に行動したことに感心しました。

改めて勉強って大切だな~と思える経験となりました!

(理科教員一同)