2月9日(木)に2年生は健康教育講演会を行いました。
テーマは『性と生を考える』
河野産婦人科クリニック 院長 河野美代子先生からお話をお伺いしました。
思春期は、これからどう生きていくのか、不安や悩みについて考えていく時期です。いつかはきっと性の世界に出くわす生徒たち。医師としてのご自身の実体験を踏まえながら、性についての多くの知識と向き合い方を教えていただきました。
また、河野先生からこのようなメッセージをいただきました。
「性は大切なものであり、素敵なものです。」
「自分で自分の体の管理ができる大人になってください。」
「自分自身の体に責任を持つこと。そして自分がどう関わっていけるか本気で考えてください。」
【2年生の感想をご紹介します】(※生徒の言葉をそのまま掲載させていただきました。)
●先生の実体験のお話を聞いて悲しい気持ちになった。そのような人達にならないよう正しい知識をつけようと思った。そして自分のしたことに責任をもつこと、責任をもてないことはしないことを常に意識するべきだと思う。
●もうすぐ18歳になり大人として扱われるようにもなるので、無知を卒業し、自分の事を大切にして、責任ある行動ができるようにしようと思った。先生のお話から命の素晴らしさを改めて感じ、両親に感謝することを忘れず、自分の人生を大切にできる人になろうと思う。
●知識がないと間違った選択につながることが分かった。自分だけが知ったことで満足せず、自分が子どもを授かったときには、子育ての段階で性の知識を教えようと思う。また、家族だからと言って相手のプライバシーを侵害することのないような行動を心がけたい。
始めは恥ずかしがっていた生徒が、講話が進むにつれ、性について真正面から伝えてくださる河野先生のお姿に「責任をもった大人になりたい」と真剣に考える時間となり、生徒の記憶に残る機会となりました。
私たち教職員も、生徒の身近な「大人」として、正しい知識を伝えていくために学びを重ねていきたいと思います。
(保健室)