自転車安全教室 【生徒指導部】

意識として持っておくべきこと

自動車や自転車に関わる法律がますます厳しくなっていますが、その理由は何だと思いますか?

事故が増えたから?違反者が増えたから?

では、なぜルールを守らない人が増えたのだろうか?

ルールを守らなかった人が口にするのは

そもそも悪いことだと思っていなかった。
運転するのが上手いから大丈夫だろうと油断していた。
急いでいたから仕方なくしてしまった。
みんなやってるのに、どうして自分だけ注意されるんだ。

もしかしたら、皆さんの中にも同じような思いを抱いている人がいるかもしれません。

皆さんが違反者・加害者にならないためにも、ルールを明確に知る必要があり、慢心も油断もない強い意識が必要なのです。

やってしまってないかい!? 違反行為

皆さんが何気なくやってしまっている行為は違反行為かもしれません。

スマートフォンを操作しながらの運転、二人乗り、イヤホンをつけての運転、傘さし運転

これらの行為はれっきとした違反行為です。懲役刑または罰金という処罰が科されます。

他にも注意してほしいのは、右側通行禁止・一時不停止・信号無視・無灯火・並走・歩行者の通行妨害

自転車=「車両」という認識は持っていますか?
自転車は法律上、「車両」として扱われます。
走行場所は原則 車道であり、下のような標識がある場所でないと歩道の通行は認められていません。

違反行為をした場合
学校としては、自転車通学許可を取り消し、徒歩または公共交通機関で通学してもらうことになります。
もちろん、自転車通学では発生しないお金を払うことになるわけです。

下の写真は学校に登校する際の注意事項です。
宮島街道沿いで自動車の通行量が多い場所です。
安全のためにも参考にしてください。

まとめ

皆さんがルールを守ることで、事故が発生する確率は下がります。
もちろん、皆さんの命も守られるのです。
皆さんが自分本位でなく、周りの人のことを考え生きることで、よりよい社会となっていくのです。

最後に

皆さんが自分の命を守るためにも、乗る前の安全点検を忘れずに。
また、自転車保険への加入を推奨しています。
自律した高校生になろう。

(川並)