修学旅行最終日は、東京タワー訪問と横浜市内散策で締めくくりました。

関東をかすめて進んだ台風後は空が晴れ渡り、東京タワーの展望台からは東京の街並みの美しさが見渡せました。生徒たちは、高い位置から首都を俯瞰することによって首都機能とは何なのかを考え始めたようです。
午後は横浜に移動し、横浜中華街で昼食をいただいた後は、市内散策をしました。市内散策を通して、東京都は別の街の表情を横浜が持っていることに気づいたようです。

このようにして、150名の生徒たちは関東での3泊4日の修学旅行を締めくくりました。
生徒がこの修学旅行で学んだことは何でしょうか?生徒たちの言葉や反応からいくつか浮かび上がってきます。
NTT e-City Labo での最先端技術紹介に生徒たちはとてもひきつけられた。そしてそれらの技術がこれからどのような方向に進んでゆくかを、展示や活用例を通して知ることができた。数名の生徒は大学で何を学びたいかをつかむことができたようだ。ある生徒は、「時代の技術は持続可能な循環型社会を目指して進んでいる」と理解したようだ。本校のK-STEAM類型の生徒達には特に興味深い研修であったようだ。
ディズニーランド・シーではアトラクションを楽しんだだけではなく、どのように楽しませてくれているかという観点で今回のディズニーでのアクティヴィティを捉えていた生徒もいた。生徒の言葉:「ジェットコースターには2つ乗ってすごく楽しかったんですが、その待ち時間も全然苦にはなりませんでした。待っている間にいる建物もすごく手が込んだ作りになっていて、芸術品の中にいるような感じになりました。待っている間に流れている音楽も良かったです。だから普通のジェットコースターじゃなかったんです。」
友達との人間関係の深まりを感じた。「ディズニーシーでタワーオブテラーとかいろいろ乗ったんですけど、待ち時間も含めてすべてが楽しかった。待ち時間は長かったんだけど、その時間も友達といっぱい話ができて、今になって思うとそれ自体が楽しかったと思います。友達ってイイねと思わせてくれたのが修学旅行です。