修学旅行 関東コース 第1日目 午後の活動 その1

早めの昼食を済ませた生徒たちは新横浜駅で新幹線を降り、バスで多摩川を越えて東京都世田谷区を抜けて調布市の NTT e-City Laboに行きました。午後は学習の時間で、日本最大級の通信会社であるNTT東日本が推し進めている、新分野における通信事業の展開の展示を見て体験しました。これは最先端技術の博覧会のようなものであり、近未来の社会を体験できたものと思われます。

研修センターの会議室で総論についてのガイダンスを受けました。これからグループごとに個別の事業の体験に向かいます。

水循環システムの見学です。20リットルの水の手洗い水ですが、使用後の水も濾過して使うことにより500人が利用可能とのことでした。その奥には水を濾過して循環利用するシャワー室、さらにその奥には空気中の水蒸気を水として利用する装置も展示されていました。その空気から集めた水を飲んだ生徒の感想は。「美味しいです。」とのこと。

通信技術は農業分野でも大きく活かされていました。トマト栽培ではセンサーでの農地管理ができ、専門家がそれをモニタリングすることで現地で働く素人の人にも適切な指示が出せます。詳細な画像によるトマトの苗の生育診断も可能になり、最先端技術で農業の活性化にも寄与できているとのことでした。

最後の画像はXR の活用による没入感を体験できる空間です。

これらの技術に強い関心を見せる生徒もいました。もしかしたらこれが縁でそういう進路選択をする生徒がでてくるかもしれませんね。