8月1日、日本赤十字社より講師の方をお招きし、教職員を対象とした救急法の講習会を実施しました。
この講習は毎年継続して行っており、緊急時に対応できるよう、知識と技術のアップデートを図っています。

とはいえ、日常では使う機会の少ない技術です。今回の講習でも、実演を通して戸惑う場面が見られましたが、その都度講師の方が丁寧にポイントを解説してくださいました。

グループ演習では、単に傷病者への救命処置を行うだけでなく、
・周囲の生徒へのケア
・管理職などへの報告体制
・救急車の誘導と傷病生徒の情報提供
など、実際の学校現場で起こりうる場面を想定して、実際どのようなことを想定しておく必要があるか、考えながら取り組みました。

時間の関係で、予定していたケース事例の演習までは行えなかったものの、多くの質問が飛び交い、参加者の関心の高さがうかがえる、非常に充実した2時間となりました。
日頃からの備えが、いざというときの冷静かつ的確な対応につながります。今回の講習が、学校全体の安全意識をさらに高める機会となったことと思います。
(保健室)