1学期の締めくくりに ―「ほめ達!」検定と終業式

7月25日(金)

1学期の締めくくりとして、全校生徒が体育館に集まり、「ほめ達!」検定3級に挑戦しました。

本日は、一般社団法人 日本ほめる達人協会の特別認定講師 橘 英樹さんをお招きしました。本校では、人の良さを見つけて伝える“ほめるマインド”を育て、誰もが安心して成長できる温かな教育環境を作りたいという思いから、2018年度から教職員全員がこの検定を取得しており、今年度はついに生徒全員で受検することになりました。

ほめるとは、当たり前になって見過ごしがちな「人・モノ・出来事」の価値を見つけて光を当てることだと教えてくださいました。
 “「ほめ達!」とは、価値発見の達人です。
という言葉に、多くの生徒がうなずきながら耳を傾けていました。

講演中には、橘さんが生徒にインタビューをする場面も。
思いがけない答えが返ってくると、
「それ言われたらサイコーやな!」
「それ新しいな!」
と、橘さんはすかさず前向きな言葉で応えてくださいました。
さすがです!

ペアワークでは、「全力の拍手」「全力のうなずき」「全力の笑顔」の3つをポイントに、お互いの話を聴いたり、ほめ合ったりする練習を行いました。
最初は緊張気味だった生徒たちも、次第に表情がほころび、会場には自然な笑顔が広がっていきました。

講習のあとは、検定試験。
真剣な表情で問題に取り組む姿からは、講座の内容をしっかり受け止めていることが伝わってきました。
結果は全員合格!
まずは今日の自分に、全力で「よくやった!」とほめてあげましょう。

「ほめ達!」検定終了後、1学期の終業式が行われました。
山口校長と生徒指導部長からは、夏休みを有意義に過ごすためのお話がありました。

また、現生徒会長と新生徒会長のあいさつも行われました。
全校集会で話をするのが今日で最後となる現生徒会長からは、これまで支えてくれたみんなへの感謝の言葉が述べられ、会場からは自然と、全力の拍手が送られました。
今日学んだ「ほめ達!」の精神が、さっそく表れたように感じられました。

明日からは夏休み。
体調に気をつけながら、それぞれの目標に向けて充実した日々を過ごしてください。
そしてこの夏、身の回りにある”価値”を見つけるまなざしを、ぜひ大切にしてほしいと思います。
みなさん、1学期 よくがんばりました!

(吉本)