今日は、マリーキュリーの生徒たちにとって高校プログラムの最終日でした。午前中は家庭科の授業に参加し、日本の家庭料理である「親子丼」を作りました。本校の生徒とともに、一つ一つの工程を丁寧に進めながら調理をしました。どうやらベトナムの生徒たちは少食?のようで、すぐにお腹いっぱいになってしまったようです。それでも、味はとても気に入った様子でした。

午後は歴史総合の授業に参加しました。マリーキュリーの生徒たちも、本校の生徒と一緒に授業を受けました。授業では、異なる言語の単語が書かれたカードを使い、それらを規則性に基づいて分類しました。異なる言語でも共通する言葉があることに気付き、生徒たちは難しさを感じながらも、楽しそうに取り組んでいました。

5日間の高校プログラムも終わりが近づき、仲良くなった生徒やホストファミリーとの別れの時が訪れました。皆、名残惜しそうに、涙ながらにお別れをしていました。短い期間ではありましたが、この5日間でさまざまな経験を積み、多くの思い出を作ることができたのではないでしょうか。ベトナムに帰っても、今回の経験を忘れずに過ごしてほしいと思います。


また、12名の留学生が安心して安全に過ごすことができたのは、ホストファミリーの方々の温かい支えがあったからこそです。学校としても、心より感謝申し上げます。この交流を通じて、本校の生徒たちも普段とは違う日常を過ごし、良い刺激を受けることができたのではないでしょうか。
(片山)