2024年11月23日に広島工業大学食品生命科学科の杉山教授の研究室にて、ノーベル賞受賞技術であるPCRについて学び、操作を体験させて頂きました。本校1・2年生の生徒15名が参加しました。
はじめに杉山教授の講義で、生物学の楽しさや酵母、DNA、PCRについて学びました。
酵母の研究者である杉山教授から直接お話をして頂くのは、とても貴重な機会です。参加した生徒たちも一生懸命聞いていました。生徒から質問が出るなど、とても活発な学びの場となりました。
そしてPCRを実際に生徒たちが行いました!大学生が操作を手助けしてくれ、初めての操作も自分で行うことができました。
実験器具は初めて使うものばかりでしたが、細かい指導をして頂き楽しみながら取り組みました。
電気泳動を行うためにPCRによって増幅されたDNAを寒天培地に乗せる操作の様子です。緊張の瞬間です。
次に電気泳動を行い、DNAのバンドを観察しました。どのグループも成功しバンドの観察をすることができました!
大学に行き、大学の先生による指導を受け、実験操作を行うことは高校生にとってとても貴重な経験です。
理系の楽しさを身をもって感じることができたと思います。将来の進路選択にきっと役立つはずです。
PCR中の待ち時間や休憩時間などに大学生と生徒が話をする時間もあり、大学生活について話を聞くこともできました。参加した生徒たちはとても多くの刺激を受けたと思います。
杉山教授、お手伝い頂いた大学生の皆さん、本当にありがとうございました。
また、杉山教授は生物同好会の活動にもご協力頂き、指導をして頂いています。
酵母やDNA、生物、実験に興味のある生徒は生物同好会に入り一緒に実験や観察を行いましょう!
(神﨑)