KS類型工大連携ポスターセッション

本日、K-steam類型の2年生はSteam探究の授業の一環で、ポスターセッションを行いました。

本校と広島工業大学が連携して行う授業で、K-steam類型の生徒たちは大学の各学部から提示された課題に対し、

自分たちでアイデアを出し合ってポスターにまとめます。

こちらは環境土木学科の課題です。

瀬戸内海に橋をかけるとしたらどのような橋がよいでしょうか?

デザイン、耐久性、コストや難易度等、様々な条件を考慮しながら考え、まとめました。

瀬戸内海に浮かぶ「猫の島」として有名な「佐柳島」をモチーフに橋の設計に挑戦した生徒も。

本来ならば曲線で表現したかった部分もたくさんあったのですが技術と時間が…と嘆いていたり。

実際に曲線を多用した橋がいかに難しい橋であるか、実感できたのではないでしょうか。

さて、こちらは電子情報工学科の課題です。

人々の需要を満たすハイテクハウスを考えてくれました。

何でも、ガス漏れを検知したら自動で換気をしてくれたり、朝設定した時間に家全体にアラームを鳴らしてくれるんだとか!

毎朝お母さんが家族みんなを別々に起こしに行くのが大変だなと思って…と、

思いついた理由を教えてくれました。

続いて生体医工学科の課題に立ち向かった生徒です。

野菜で聴診器を作ってみよう!ということで、大根、人参、ネギ、そして腐った大根でそれぞれ聴診器を作ったそうです!

実は大根は意図ぜず腐ってしまったそうなのですが、せっかくだから腐った大根も実験に使ってしまおう!

となったそうです。発想の転換が素晴らしいですね。

一番大きな音が聞こえた野菜、一番きれいな音が聞こえた野菜や新鮮な大根と腐った大根の音の聞こえ方の比較など、

非常に興味深い発表でした!

ポスターセッションは、広島工業大学大学の先生方、そして大学生や大学院生の先輩方も聞いてくださいました。

たくさんの貴重なアドバイスをもらって、K-steam類型の皆さんも改善に挑戦する気満々!

おもしろそうな発表ばかりで、ラボちゃんもどの発表を聞きに行くか迷っていました。

K-steam類型らしさがあふれたポスターセッションで、私も毎年この発表を楽しみにしています!

ものづくりに興味がある中学生の皆さん、工大高で大学生や高校生の先輩たちと楽しくものづくりしてみませんか?!

ぜひ、オープンスクールでお待ちしています。

(川原)