オープンキャンパスの参加人数制限等のあおりを受け,今の1・2年生は大学の学びに触れる機会が以前よりも減っています。
そこで12月11日土曜日に広島工業大学との高大連携の一環として,環境学部地球環境学科について3人の先生方に講義をして頂きました。
1・2年生から17名の希望者が参加しています。
その様子を3回に分けて紹介したいと思います。
最初に,小黒副学長より広島工業大学全体の説明と,地球環境学科の説明を受けます。
想像以上に幅広い内容を学べることを知り,「進路選択をしっかり考えないと・・・」と話す生徒もいました。
テーマ① 衛星データによる環境把握に関する画像処理演習(小黒先生)
1つ目のテーマとして,環境情報分野の体験を行います。
地球観測衛星が撮影した赤外線画像を用いた植生分布や潮流解析の体験を行いました。
講義では,人工衛星の種類,可視光と赤外線による見え方の違いなどを学び,その後の実習にて広島市周辺の衛星画像を画像処理して,植生部分を赤く表示したり広島湾の潮の流れを可視化したりしました。
海水温の測定では,慣れない計算に苦戦しながらも半分以上の生徒が宮島付近の水温を測定することができました。素晴らしい!!
遠く離れた宇宙からの画像1つで,様々なことに応用できることに驚いた生徒も多かったですね。
続きはその2へ!!
(平原)