9月12日(土)、三次カルチャーセンターにて今年度初の公式戦であるウィンターカップ予選が行われました。
SPARKSにとっては創部以来、今大会が公式戦初出場でした。
夏から主に2つの項目を課題として取り組み、【公式戦で一勝する】を目標に練習してきました。
アップからとにかく選手達の緊張が伝わってきたので、試合直前の集合では
「取り組んできた2つのことはしっかりやろうね。あとはしっかり試合を楽しんでおいで!」
と伝えてコートに送り出しました。
第1試合 工大高 対 広島翔洋
特に後半にかけて拮抗した展開でしたが、最後は39-45で負けてしまいました。
前半はとにかく緊張でボールが手につかない状態でした。
後半になって試合の雰囲気に慣れると追いつく場面は何度もありましたが、
イージーミスや、大事な場面で弱気なプレーになってしまうことがこの結果になったと思います。
女子バスケ部では≪バスケノート≫というのを1人1冊準備し、
毎日の練習や対外試合での気づきを書いて顧問とやり取りしているので、
「今日の気持ちを忘れないで。どう感じたか書いてきなさい。」とミーティングで指示しました。
「バスケが楽しい!と改めて思ったけど、やっぱり勝ちたかった」
「もっと上手になって沢山試合に出て、チームを勝たせたいと思った」
「チームに必要とされる選手になりたいと思った」
と、沢山の気持ちが書かれてありました。
正直私はベンチに帰ってきた選手の表情を見て、
負けたし楽しくなかっただろうな、そもそも勝ちたいと思っていたのかな…と思っていました。
そのため選手からこんなに「勝ちたい」と言葉に書いてきたことは初めてで驚きましたし、
選手に欲が出てきたことが本当に嬉しかったです。
そして選手もノートに書いていたように、結果は負けましたが、
課題として取り組んだ2つの項目が今までで1番できたことにも成長を感じました。
次は試合ができたことへの楽しさではなく、勝つ楽しさを教えるために
そしてここぞという所で勝負できる自信をつけることができるよう、
新人戦に向けてまた頑張りたいと思います。
最後になりましたが、新型コロナウイルス感染予防から無観客試合ではありましたが、
校長先生をはじめ諸先生方、昨年度の顧問の先生、保護者の方々から
この大会に出場するにあたり沢山の応援を頂きました。
本当にありがとうございました。
部員からは「もっと応援してもらえるようなチームになりたい」との声が沢山ありました。
SPARKS全員がさらに成長した姿をお見せできるよう頑張りますので、
今後ともよろしくお願い致します。
( 小林 )