始業式、入学式が終わった途端、すぐに休校になってしまいました。私たち教職員にとって生徒の「笑顔」が見られないのは本当に残念です。ただ、君たちも「どこにも行けない」「外で友達と遊べない」など「ないないづくし」ではないですか。
世のなかの人ほとんどがそう感じていると思います。お家の人も同じように考え、寂しくなっているのではないでしょうか。
辛いのは自分だけではない!!
開けない夜はないのです!!
ここで君たちにお願いがあります。
在宅勤務などでお家の人と一日中顔を合わせている、保護者と目があえばけんかになるなど、そんな時も当然あるだろうし、これからももしかすると多くなるかもしれません。そんな時も一枚の紙に書いてみてほしいのです。嫌なところは目をつむって「良いところ、素敵なところ、凄いところ」をありったけ書いてみましょう。
例えば・・声は格好いい・鼻が愛らしい・料理が上手・僕がイライラしていても感情的にならない・私の話を最後まで聞いてくれる・辛いときにいつも笑顔で癒してくれる・朝の起こし方がうまい・トイレがめっちゃきれいじゃん・目玉焼きが一番おいしい(*^^)v などなど、思いつくまま沢山書いてみてください。
きっと心のどこかで「ありがとう」と思えるようなほっこりする気持ちになると思います。恥ずかしいかもしれないけれど、お家の人の良いところを沢山書いた紙をしらーーっと冷蔵庫の横やトイレの内側のドアに貼っておいてください。
お家の人、きっと喜ぶと思いますよ。
こんな世の中が暗くなる時代だからこそ家族の温かい言葉が勇気づけるのだと思います。共感的な言葉が「横の関係」をしっかり結んでいけるのだと・・・・(和田)