【日本文化部】 全国高校生 花いけバトル③

順延により8月4日に行われた、第2回 全国高校生 花いけバトル 広島大会

本校から3チームが出場し、昨年度、この地区大会で優勝した

まんじゅしゃげ予選2位決勝ラウンドに進みました。

本日は決勝ラウンドの様子をご紹介します。

 

 

花いけバトルはステージに用意された花材を選び…

即興で花をいける大会です。 制限時間は5分間。

完成した作品だけではなく、5分間の所作も評価されます。

 

 

 

【準決勝】

準決勝は予選3位のチームと対戦。 予選ラウンドでの共同制作とは異なり、これ以降の対戦は…

5分間で個人作品をいけなければ なりません。

準決勝は2人同時にいけます。 左側が先鋒、右側が次鋒の作品です。

 

まんじゅしゃげが勝利し、決勝戦に進みました。

 

 

 

 

【決勝】

対戦相手は、1年前に行われた中国大会の決勝戦で対戦したチーム。

 

決勝戦は1人ずついけます。

今年は先鋒と次鋒を入れ替えてエントリーしましたが…

まさかの! それぞれの対戦相手も1年前と同じ!!

偶然だとは思えませんでした。

 

 

まずは…

先鋒同士が対戦。

この1年間、他の生徒と作品をつくる機会が多く、

相手との考え方、いけ方の違いに戸惑ったこともありましたね。

相手と自分の違いを知り、お互いを尊重しようと努力してきたことが、作品にも現れています。

1年前と比べて、誰が見ても分かるほど大きく成長したね。

 

 

続いては…

次峰同士の対戦です。

1年前と比べて、色の合わせ方が変わった次鋒。

彼の作品を見ていると、今年は昨年よりも仲間を意識しているように感じます。

この色合わせは次鋒にしかできません。

感性豊かで相手を魅了する力を持っている生徒です。

 

 

 

決勝戦の結果は… 118 対 116

2点の差で負けてしまいました。

 

結果は残念でしたが、2人の晴れやかな表情を見て、

5分間、自分の力を出し切ったんだと確信しました。

 

同時に昨年度、対戦相手が感じた悔しさが、どれほど大きかったのかに気づきました。

2人が全国大会で楽しくいけられることを願っています。 応援しています!

 

 

 

大会終了後…

華道家の方々に生徒たちがアドバイスをいただいていました。

学ぶ姿勢をこれからも大切にしてくださいね。 (朝倉)