タイガー計算機を本校の「機械遺産」として勝手に認定 (情報科主任 長谷川 )

タイガー計算機

 

 この計算機は、本校で役目を終え備品から抹消されて捨てる時、先輩教員が譲り受けロッカーで保管していたそうです。その方が定年退職される際に次の教員の手に渡たり大切にされていました。後に、私が計算機に興味があることを知り譲ってくださいました。

 情報の授業で「計算機の歴史」を学ぶときに、教室に持っていき実演して見せます。この機械は、生徒に新鮮な驚きを与えます。

 

 操作方法ですが、右側のクランクハンドルを手で回し計算します。基本は加算器です。右に回せば加算で、逆に回せば減算ができます。わかりやすく表現すると「筆算を機械でしている」ことになります。紙上に鉛筆書きする計算過程を歯車で行います。ですから掛け算や割り算もできます。

 

 今回の学校祭で展示します。マニュアルのコピーもありますので、それを見て操作すれば、おもしろい機械であることが分かります。