ニュージーランド語学研修21日目② ~ありがとう~

修了式では、修了証をもらったあとはみんな前に出て

私と代表生徒W君がお礼の挨拶をしました。

W君、昨日までは、なかなかできずにどうなることかと思いましたが、

原稿を見ることなく堂々と挨拶をしてくれました!

日本語でもこういうスピーチは慣れないと緊張するものです。

英語で、それもネイティブを前にしてスピーチするのは

ドキドキだったと思いますが、格好よかったです

excellent!!

そのW君の発案で、折り鶴を学校にプレゼント。

(時間がなくて100羽程度…)

タウランガに、広島より平和の祈りを届けました

語学学校での授業は、クラスメイトとペアで話し合ったり、

議論したり、一緒にプレゼンをしたりと、仲間との関わりが深くなります。

ここに来なければ関わることもなかったであろう他国の学生と

別れを惜しんだ人もいたことでしょう。

私も、一緒に授業を受けていた韓国とサウジアラビアの学生と

握手してお礼を言いました。

「一緒にプレゼンできて楽しかった。ありがとう。体に気を付けて」(勿論英語ですが)

と言われたときには

さすがに、少し、泣きそうになってしまいました。

世界のすべてが英語であるとは言いません。しかし、使える言語が

増えれば増えるほど、世界は広がります。

英語圏だけではなく、それ以外の英語を学ぶ人ともつながることが

できるのだと、改めて感じることになります。

明日は、いよいよホストファミリーとのお別れです。

生徒にとっては、こちらのほうがさびしい別れになるでしょう。

みんなthank youカードを書いていました。

ありがとう、とは、

有り難い=なかなかないこと

を意味します。

本当になかなかない経験ができる。

それが言語なのだと感じます

(嶋崎)