11月18,19,20日に、弓道中国新人大会が開催されました。
18日は公開練習、19日は個人戦及び団体予選、20日が団体決勝トーナメント戦という日程で行われました。
18日は普段とは違う試合会場に慣れてもらい、調整を行いました。
そして19日、個人戦の予選から始まりました。
予選では8射での合計的中数の上位8人を選び、そこから順位を決定していきます。
個人戦には二年生の徳永君と有田君が出場しました。
個人予選での徳永君(奥から三番目)と有田君(一番奥)
結果、徳永君8射7中、有田君8射皆中で、徳永君が個人順位2位から8位決定の競射進出、有田君の個人優勝が決定しました!!
そして徳永君は、順位決定のための遠近法による競射を行いました。
遠近法というのは、一つの的に複数人で順番に弓を引き、的の中心に近い方から順位を決定していく競射法です。
普段より集中力と緊張のいるこの競射で、徳永君は的に中て、7位に決定しました!
普段見ている遠近法は、7人もいると1人は外す人がいるのですが、今回は全員が的に中てていたので、あらためて中国大会のレベルの高さを痛感しました。
表彰式で並んでいる個人7位徳永君(奥から二番目)
個人優勝した有田君の表彰式
賞状を手に喜ぶ徳永君(左)と有田君(右)
二人ともとても頑張ってくれました!ありがとう!!
そして、この日はまだ団体戦の予選も残っています。勝って兜の緒を締めよ、このままの調子で集中を切らさずに次の試合へ!!
団体戦は、3人2立、24射での的中数上位16校が次の日の決勝トーナメントに勝ち進めます。
団体予選での様子。赤い鉢巻をしたのが広工大高校。手前から中村君、松田君、有田君
予選では団体合計24射17中と、4位で勝ち抜きました!!
そして決勝トーナメントの抽選を行い、初戦の相手はなんと広島工業高校でした。
同じ広島県同士、当たるのはもっと後の方がよかったというのが本音ですが、なんとしても勝ちたい戦いになりました。
そして20日、決勝トーナメントです。
トーナメント戦での様子。手前から順に中村君、徳永君、有田君。
結果は、
広工大高校9中 広島工業高校9中
と同中になり、そのまま1人1本引く競射に。
広工大高校1中 広島工業高校3中
残念ながら、決勝トーナメントは一回戦負けとなってしまいました。
しかし、この悔しさをバネに次の大会ではぜひとも勝ちたいと選手・監督ともに思いました。
(中谷)