○夏の歴史（２） 昭和５３年～平成５年
昭和５２年に初のベスト８入りした勢いそのままに、翌５３年も２年連続となるベスト８。着実に力をつけていきました。そして昭和５６年の快進撃となります。
この年の加盟校数は７６校。１回戦が至誠高校（８－７）。２回戦が忠海高校（８－２）。３回戦が竹原高校（６－５）。準々決勝が可部高校（５－４）。初のベスト４となり、甲子園まであと２つというところまできました。
当時は「広商・広陵」の時代で県内のみならず、全国でも有力校であった両校の２強時代でした。準決勝で対戦したのはその広島商業高校。試合は投手戦となり７回を終えて０－１。しかし８回表に２点を奪い逆転。甲子園が近づいた瞬間でした。しかし８回裏に２点を失い、２－３で敗戦となりました（広島商業高校は優勝）。
なお昭和５５年の代には、佐々木修さんというプロ野球選手を生んでいます。本校から近大工学部へ進学。投手として活躍され明治神宮大会で準優勝。そして近鉄バファローズにドラフト１位で入団し、実働１０年間で３６勝を挙げられています。
しかし翌昭和５７年にベスト１６に入るも、徐々に厳しい戦いを強いられるようになります。
平成３年のアルバムより
右端後が当時監督であった田中正信先生。
（石田）
