梅雨入り宣言があった、6月4日、5日は高校総体県予選の日でもありました。
全国で30以上の競技がインターハイを目指して、競技に挑みました。
各県の代表はそれぞれの種目で一人ずつ、逆に言えば、インターハイに出られなかった場合、
高校生活の部活動に一つの区切りをつける試合になります。
本校柔道部も、7月に金鷲旗大会があるとはいえ、最後の大きな公式戦となります。
いままで、やってきた稽古の内容、練習の成果を存分に出し切って臨んだのではないでしょうか。
【個人の部】
60㎏級 沖田 魁斗(2年) 3位
60㎏級 山藤 明束(1年) 5位
66㎏級 磯邉 幸翼(3年) 3位
という結果になりました。
上位入賞は出来ましたが、インターハイには届かなかったです。
しかし、入賞できなかった3年生も頑張って柔道をやりきりました。
これからは、具体的な進路のための活動を行ないながら、
金鷲旗に向かって最後の活動をしていきましょう。
賞状を授与される磯邉君。
誰よりもストイックに練習をしていました。
足の怪我と闘いながらの稽古でしたが立派にやりきりました。
個人戦の入賞者。
左から沖田君、磯邉君、山藤君。
【団体戦】
昨年の近大福山との白熱した試合からもう1年経つんですね。
今年も最低、県ベスト4は譲りたくありません。去年よりも小柄な選手が多い本年度の
チームですが、持っているものを全てぶつけてきました。
<予選第1試合> v.s. 呉港高校
先鋒は順調に勝ったものの、次鋒、中堅のポイントゲッターがまさかの負け・・・。
まさかの予選敗退、が頭をよぎりました。
試合は大将の作元君(1年)に委ねられることになり、その作元君も残り1分で有効を奪われて
しまいました。もう、無理か、、、と思われた残り16秒、作元君の大内刈りが技有りの判定!!
辛くも勝利をものにしました。
工大高校③-2呉港高校
<予選第2試合> v.s. 県立工業高校
先の試合でスイッチが入ったのか危なげなく試合を進めていきました。
工大高校⑤-0県立工業高校
<予選第3試合> v.s. 賀茂高校
先の勢いそのままに難なく完勝
工大高校⑤-0賀茂高校
ヒヤッとした試合もありましたが、予選リーグを突破して決勝リーグへ。
しかし、目標は決勝リーグへの進出ではありません。
<決勝トーナメント第1試合> v.s. 広陵高校
ここで、大将を作元君(1年)から大久保君(2年)へと交代。
そして、試合開始。
しかし、先鋒、次鋒、中堅、とられてしまいました。敗退は確定してしまったのですが、
副将は引き分け、変わったばかりの大将、大久保君は何とか一矢報いました。
工大高校1-③広陵高校
団体戦のメンバーです。結果的には満足がいかなかった最後の試合になりましたが、
工大高校の柔道部として誇りに思います。頑張りました。
悔しい結果となるときも今後の人生ではあるかもしれないけれど、それでも前に向かって
進むしかないんです。どうせ、進むなら笑顔で歩いていきたいですね。
最後のショットは、有家君(3年)得意の一発ギャグで・・・この笑顔!!
みんな、ありがとう!!!
今回も多数の保護者、卒業生が応援に駆けつけてくださいました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。(岩本 宏)