第15回中国高等学校柔道新人大会(中国地方第5位!!)

まず、始めに筆者が興奮しているため少々適切でない表現や、正しくない日本語があるかもしれませんが、大目に見ていただきたいと存じます。

新人戦中国大会に行ってまいりました。今回は松江で開催でした。
遠方にもかかわらず多くの保護者の方々が応援に来て下さり、感謝しております。この場で改めて御礼申し上げます。
さて、中国新人戦には広島県4位ということで参戦しました。
予選は全部で8リーグ。各リーグ4校で争い、各リーグ1位が決勝トーナメントに進むという仕組みでした。

『1日目』
本校のリーグは、高水高校(山口1位)岡山工業高校(岡山2位)広島工業高校(広島4位)益田翔陽高校(島根8位)という顔ぶれ。なかなかトーナメントに辿り着くのは難しい。

そうは言っても、やるしかない。みんなでアップをします。今大会のメンバーに入っている者もいないものも、全員で協力します。

【一試合目】 vs岡山工業
何とかここで勝って流れに乗りたいとこでしたが、力及ばす惜敗。

工大高2-③岡山工業高校

【二試合目】 vs高水高校
厳しい戦いになることは承知でした。先鋒がとられ、次鋒が取り返し、中堅戦。相手はここが勝負と踏んだかエースを登録している。こちらは一年生。ここは正直取られることを覚悟していました。しかし、なんと一年生の向井君が相手のエースと引き分けるという活躍!!これは、値千金の引き分け!!これが響いてなんと、山口県1位を相手に・・・・副将戦は引き分け。大将戦で本校のエースがきっちり取って、まさかの(?)勝利!!

工大高②-1高水高校

これで一勝一敗となり、なんとかトーナメントへの希望をつなげたまま一日目は終了しました。

少し、試合の様子を。
いつもは和気藹々、校内でも明るく穏やかな人柄で評判の柔道部の生徒ですが、いざ試合が始まるとまさに真剣そのもの。人が変わったようです。このギャップは見たものでないと分からないでしょう。想像の上を行きますよ。

『2日目』
トーナメントをかけて始まった二日目。
決勝トーナメントに進出する条件は2つ。
まずは高水高校が岡山工業に2-1かもしくはそれ以下の勝ち点の僅差で勝つこと。これは、もう祈るしかありません。
もう一つは、本校が益田翔陽高校に5-0でしかもすべて一本で勝つ。つまり完全勝利をすること。これが、いうのは簡単ですが、やるとなるとなかなか難しい。
先にあったのは高水高校vs岡山工業。・・・なんと、2-1で高水高校が勝ちました。何という僥倖!!もう、後は自力でトーナメントを勝ち取るしかない!!

【三試合目】 vs益田翔陽
アウェーである敵地の中、やってくれました!!もし、審判が贔屓しようとも、有無を言わせない勝ち方。キャプテン梅木君が一本勝ち!上り調子の神田君も一本勝ち、文武両道中森君、当然一本勝ち、佐藤君ももちろん一本勝ち、黒瀬君もやっぱり一本勝ち、・・・オール一本勝ち!!!すごいよ、お前ら、もう大好き!!!

工大高⑤-0益田翔陽高校
決勝トーナメント進出です!!
ベスト8確定。

【決勝トーナメント一試合目】
くじの結果、相手は山口県2位の高川学園高校
山口1位を下して上がってきたからには、勝ち抜きたいところでしたが、どうもかみ合わない。決勝トーナメントで緊張したか、上がったことで安心してしまったか、残念な結果となってしまいました。

工大高1-④高川学園高校

ベスト4に入ることはできませんでしたが、それでも、良い試合を見せてもらいました。
改めて、魅力的な個々のメンバーであり、自慢したくなる集団であると感じました。
今大会の優秀選手は2年生黒瀬君でした。おめでとう!!

試合集合直後のメンバーの集合写真。
中国ベスト8は立派です。胸を張れ!!・・・って言わなくても、嬉しそうなのが分かりますかね。

全体での集合写真。メンバーだけでなく、全員でここまで来ました。君たち全員が誇りです。(文責:岩本宏)